夏が過ぎて秋も過ぎようとしています
私の住む地域で大変な洪水がありました
詳しくは、4年前の関東東北豪雨、茨城県常総市の鬼怒川決壊の時
水害のあったところは、また被災してしまいました
家は田舎の中でも辺鄙で交通機関がホントに無くて住みづらいのですが
あらゆる災害からはたまたま免れています
それでも、通学に使わなくてはいけない鉄道は破壊されてしまったので
どうしようかと思いましたが、なんと近隣駅から上り電車はほんの少し「運行」
になりました
娘は、月曜日から学校へ行けます
私も、学校まで送り迎えすることなく仕事へいけます
でも下り電車は「全く動かず、工事中」の状態です
よかったのは、こんな私の個人的な都合だけです
この県南地域全体としては、言葉も出ないほど辛い思いをしている方々ばかりです
あっという間に何かが変わってしまいます
それでも、また私の一日は起きて洗濯をして、ご飯を作り、ご飯を食べ・・を
繰り返している、2つの世界が同時に動いているような感じます
娘は感受性が過敏なので、受験生にもかかわらず心あらずになっています
この2つの世界の狭間にいることが苦しくて荒れています
でも、人は人に結局助けられて明日へ繋いでいくのだなと思うことがありました
娘の辛さのはけ口を、この前訪れたアート展の芸術家さんが受け止めて
くれたようです
感じている世界観にクロスする何かがあったのかも
娘にとっては嬉しかったんでしょう
この子が、音楽で何をしようとするのか
何が源泉でそこに向かうのか
生きて感じていることが、そのまま反映していくような
例えば、音楽やアートが彼女には必要なのでしょう