子育ての森forestree

日々の備忘録&愛してやまないものたちを語ります

フィリピン出張から生還

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魅惑のマンゴー ホントに美味、200m先の枝からもいでくるの



フィリピンは、暑かった

人も熱かった

 

日本人という視点からだと、一週間ぐらいの滞在がフィリピン良いとこ一度はおいで、

ってな感じで、心地よく帰国できるのかもしれません

良いに付け、悪いに付け、三週間目に入ると、色々見えてくるし

若干疲れが出ました

ただ、仕事は先方様に満足して頂いたと感じましたし、私どもも善処致しました

日本の「違うでしょ?」というレベルの想像を遙かに超えて、初日は戸惑いました

そういう時必要なのは、創造と想像です

私が日々モットーとしていることがここでフル活用出来るとは、、

頭の中は、ホント爽快でした

身体が時の中を疾走してました

不思議な感覚でした

 

私は、人が言語習得する過程にとても興味があり、今の仕事もそこからの

繋がりで始めたのだと思います

赤ちゃんが言葉を覚える時、皆がそれぞれ経験してきているのですが

そのごく自然すぎる過程を、人は思い出せないのです

それを、私は人生折り返しの年齢で、また経験してしまったのです

 

フィリピンには数千の島があり、それぞれの島に共通言語が別にあると言います

私の渡航したネグロス島は、イロンゴ語という言語があります

真っ新の段階から、日々意味も分からず聞いて、現地のスタッフとは無論英語と日本語

でやり取りはしますが、周りからそこかしこイロンゴが聞こえてきます

そのうち音とリズムに慣れてきて、主語と述語がなんとなく見えてくるのです

例えば、この問いかけは、主語がないから指示だな、

だから、この単語は動詞だなというような、単純な理解ですが

そこに、現地のスタッフの表情を手触りで感じるようになると

視線、状況、その時分かったワードで、話の流れを把握できるようになるのです

全部ご名答の正解ではありませんが、だいたいの流れは間違っていないと確認しました

 

これ以降、使える言葉にするためには、日本語か英語で自分が使ってみたいイロンゴの

意味の確認を、「その時、その場」で尋ねる、使ってみる、変だったら訂正を頼む

またトライする、そしてメモする、その日のうちに何回も使ってみる

まさに、子供が言葉を使う過程をやること

 

とても面白い人体実験でした

 

と、とめどない生還①を終わります