子育ての森forestree

日々の備忘録&愛してやまないものたちを語ります

びっくりしたよ、子猫ちゃん

昨日、娘と帰宅、家に入ろうとしたら、

どこかの猫が庭で座っていた

娘が、猫語でこんにちはの意味する「にゃー」をテンポ良く発したら

返事をして娘の後を追い始めた

しばらく見ていて、ふとこの顔立ちは

前に私が、田んぼあぜ道から拾ってきた捨て猫に似てるのではと、、、

焦る

 

 

私を見つけたときのあの捨て猫の姿が忘れられない

散歩コースを回っていたとき、ほんの20センチも満たない生き物が

私の後を付いて離れなくなった

早足に過ぎ去ろうとしたけど

そのおちびさんは、熱くなったアスファルトを駆けてくる

もう猪突猛進とはこのことだろう

なりふり構わない、子猫に追いかけられている私

 

私が、この子の救世主なんだろう

そう思ったら、100メートル位駆け出した足を止めて、猫を抱っこしてしまった

片手で軽々と持てる

私が見つけるまでよく体力があったね

カラスがいる電信柱に囲まれているのに、狙われなかったね

その捨て猫をお風呂に入れてミルクやカリカリをあげながら

貰い主を探した

家から10キロぐらい離れたところに貰われた、何年も前の話である

 

子猫から見たら、背丈の大きい私

自分から走り去っていく私

どう考えても、恐怖と絶望しかない

そこを食らいつくパンチと、そのルートを私はたまたまその日だけ

ちょっと回ってみた時出会ったという運の良さ

 

こういうのは、人間でも起こりうる

なりふり構わない時、純粋な人間像が見える

そういうときの、言葉がすごく強い

その言葉に耳を傾けてもらえるチャンスがあったら

それは、運が良いと言おう

出会いは簡単には起こらない

でも良い出会いは、必ず繋がっていく

人としての清らかさは大切である

 

件の家に立ち寄り猫は

主人が最近家の周りで見かけるという

あまりにきれいでどこかの家猫風

あの捨て猫でなくてよかったよ

猫の恩返しバージョンでさ、追いかけてまた来たと思いました